映画の中の宮崎あおい

宮崎あおいは可愛い。宮崎あおいの演技はいい。
若手映画女優NO.1と言っても100%否定する人はいないであろう。

彼女は偏見を承知で言うなれば「子役デビュー」である。
「EUREAKA(ユリイカ)」でカンヌ女優と一躍もてはやされ、以後一気に多すぎるほど映画出演にひっぱりだこではあるが、個人的にはこの2年のめまぐるしい成長に注目したい。

前述するように彼女は子役であった。確かに魅力的な眼力はしていたものの演技については要求に応えるピエロのようであった。良く言うなれば、監督に忠実な正確な演技をする女優であった。悪く言うなればロボットであった。
それは監督に依存することを意味する。幸福なことに彼女は大林宣彦監督をはじめとして「EUREAKA(ユリイカ)」まで非常に細やかな演出をする監督に恵まれる。

そこで育まれた素養は、自由を求める監督、俳優たちに触れることによって開花する。
近年の宮崎あおいは演技を楽しんでいる。人(監督・俳優・役)との出逢いを楽しんでいる。それは多くのメディアでの彼女の言葉にも、スクリーンの彼女の表情にも表れている。自己主張の中で役柄を飲み込む力さえも感じる。彼女は作り手に成長したのである。
だからこそ監督も俳優たちも彼女との出逢いを求めるのであろう。

映画女優を楽しみ始めた彼女はどんどん魅力的になっている。
存在だけで成立する女優(まさにミューズとしての映画女優)に最も近い存在になりつつある。
宮崎あおいは映画に愛されている。
彼女がどう化けるのか、ただただ楽しみである。

映画出演作品

1999 あの夏の日〜とんでろじいちゃん〜
2000 淀川長治物語 神戸編〜サイナラ〜
2000 sWinGmaN
2000 EUREAKA(ユリイカ)
2001 害虫
2002 パコダテ人
2002 富江最終章〜禁断の果実〜
2003 ラヴァーズ・キス
2004 ラブドガン
2004 青い車
2005 NANA
2006 エリ・エリ・レマ・サバクタニ
2006 ギミー・ヘブン
2006 好きだ、
2006 初恋

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